不動産の高額査定額を信じますか?

売却されるときは、複数の不動産会社に査定を依頼されると思いますが、あまりにも高額の査定額を提示してきたら疑うべきです。不動産の売却をお考えの皆さまは「少しでも高額な査定額を…」と希望されるのは当然で、不動産業者は他社に負けないように高額査定を提示してきます。しかし、残念ながら不動産は査定額がそのまま売れる金額ではありません。「査定額は高かったのに実際の売却価格は違っていた。」ということがよくあります。

 

 

不動産の売却には相場があります!

ご所有の不動産が高額査定額でも、低額査定額でも、最終的には所有者様(売主様)が「この金額で売却したい!」と決めた金額で販売できます。しかし、不動産の売却には相場があります。「高く売りたいから高額の査定額を出す会社にしよう」と決めるのではなく、なるべく相場に近い査定額を提示してもらい、査定額に近い金額で販売価格を決めていただきたいです。

購入する側の立場で考えると、購入者は多数の不動産物件をみて、少しでも安い物件を探し、相場を確認・比較しています。販売価格は所有者様(売主様)が自由に決めることはできますが、あまりにも相場より高額だと購入されるお客様がいません。販売価格も慎重に判断し決めてください。

「データー上では…」という会社が。

高額査定額も疑いますが、反対に査定額が安すぎる場合も問題があります。これは、不動産物件が売れなかったときのために不動産業者が買取を目的にしている場合です。または地域の相場を知らないかです。以前、お客様からお聞きしたことですが、ある大手の業者で、地域のことをあまり知らずに査定されたそうで、最寄りの駅が違っていたとのことでした。その地域の方たちは「○○駅」を利用されていて、大手の業者の担当者は「△△駅」で査定されたそうです。「駅で何が違うの」と思われますが、○○駅は街中の有名な駅で、△△駅は不便は田舎の駅です。駅から離れた場所にある方は通勤・通学のときに、最寄りの駅までバスだったり、車で駅まで行き駅周辺の駐車場にとめて電車に乗られる方などいらっしゃいます。

担当者に尋ねたところ「データー上ではそうなっています」と。

ただ距離だけで判断するのではなく、その地域の方たちがよく通る道やバスの状況なども知っておく必要があります。

不動産はデーターだけではわからないことが多くあります。なるべく地域のことをわかっている業者に査定していただくことをおすすめします。